旅の余白

白い薔薇を持つ中年の東アジア系女性旅行者が、小さな白い犬とともに書類とメッセージでできた光の道へ踏み出し、水面には偽りの仮面やウェブサイトが揺らめいている

信頼の18日間

航空券を予約してから出発まで、わずか18日。身分証明書もお金も、会ったことのない人の約束も、時間の圧力に信頼が耐えられるかを試すものになった。

2026年の第3四半期末、私は日本への短期留学を始めた。

この計画は、思いついてから実行に移すまでが異様なほど短かった。何でも計画したがる人間のすることでは、まったくない。

とはいえ、「日本へ行って日本語を学ぶ」という考えが突然生まれたわけでもない。「日本へ行って日本語を学ぶ」というのは、実のところ、長年ずっと頭の中を巡っていた思いだった。

けれど、社会に出て何年も働き、家庭まで築いた中年にとって、そんなことは夜中に夢見るしかない。夢の中なら、何でもあるのだから。

ところが、2026年9月5日、私は衝動に駆られ、この妄想に形を与えてみようと決めた。

人生には、まるで強烈な興奮剤を打たれたように勢いづく瞬間がある。時間がますます速く過ぎると感じる中年にとって、3か月は、失うことのできないほど大きな時間ではなかった。

普通の人が3か月の短期留学を計画するなら、半年前から学校を調べ、住まいを比較し、ゆっくり書類を整えるのだろう。

けれど、時間を数えてみると、10月には自分を日本へ送り込まなければならなかった。そうしなければ、次に都合の合う機会がいつ来るのか分からない。

今回この機会をつかまなければ、先延ばしがまた何年にもなり、私は相変わらず想像の段階で足踏みしたままなのではないか。

そこで9月5日の夜、私はすぐに3つの異なるAIプログラムに語学学校を探させ、指定した地域の学校一覧を作らせ、学費、住まい、ネット上の評判を比較させたうえで、AI同士に結果を相互確認させた。

AIはたしかに情報を整理するのがうまく、表もきれいに作る。けれど、きわめて現実的な問題を一つ見落としていた。どれほどよさそうな学校でも、開講1か月前にまだ空きがあるとは限らないのだ。

この時点で、私に必要なのは、もう一枚のさらに完璧な比較表ではないと分かった。すぐに学校へ確認し、次に何をすべきかも知っている人が必要だった。ならば、留学エージェントを探そう。

翌日の9月6日、私は2社の留学エージェントに連絡した。そのうち1社は、以前オンライン日本語講座に申し込んだことのある機関だったが、長期留学しか扱っていないという返事だった。そこでネット検索に切り替え、AIが勧めた大手の留学エージェントはあえて避けた。私自身の経験では、BtoCの顧客は非常に手がかかり、いつまでも大量の細部を確認しなければならない。

あいにく、個人の短期留学手配は、まさにそうした煩雑な細部が大量に発生するBtoCの仕事だ。

人気のある有名なエージェントでは、人員配置が適切か、社員教育が行き届いているかによって、BtoC顧客の体験が直接左右される。

長年の仕事経験から言えば、規模が大きく、BtoC業務を専門にする組織ほど、失敗の起きる確率も高くなる。仕事に向き合う人の姿勢は、とても現実的なものだ。一般企業より初任給が高く、接客基準も社員教育も優れている高級品業界でさえ、とんでもない担当者に当たる割合は一定数ある。

だから、ネットで留学エージェントを探す際、私には二つの前提条件があった。

一つ目は、チェーンではないこと。そのため、AIが勧めた有名な大手エージェントは、真っ先に候補から外した。

二つ目は、規模が小さくても、ある程度の運営実績があること。

こうして私は、Study in JAPAN ∞ PATHのコンサルタント、俞千仁さんと出会った。

9月6日は週末だった。私は俞さんに短期留学について尋ねるメッセージを送った。そのとき、返事が来るとは思っていなかった。ドイツに20年以上暮らしている私は、誰にでも週末に働かない権利があるという考えに強く賛同している。それに、ドイツの事務処理の効率は、ほとんど非効率と同義だ。

だから、返事が来るまで長く待つことには慣れている。とりわけ、平日でも勤務時間でもないときに送ったメッセージは、ドイツでは無視されることが多い。

意外にも、俞さんはかなり早く返信し、私の案件を引き受けてくれた。

私の希望をおおよそ把握した後、俞さんは9月9日、大阪の語学学校にはまだ空きがあり、俞さんが所属する留学エージェント会社と提携している宿泊先も確保できると確認してくれた。

9月11日、私は9月29日出発予定の航空券を予約した。授業は10月5日に正式に始まる。

つまり、航空券を予約してから本当に出発するまで、わずか18日しかなかった。

けれど、よく考えてみれば、留学エージェントに依頼するという行為そのものが、実は信頼を大きく試す。

俞さんと私は、最初から最後までオンラインで連絡を取り合い、一度も会ったことがなかった。初めて電話で話したのさえ、出発直前になってからだった。急きょ書類を変更する必要が生じ、二人でLINEを通じて短く話したのである。

俞さんの対応は真摯で行き届いていた。けれど、偽造にかかるコストがますます下がっている今、ウェブサイトは作れるし、書類はまねられる。メッセージはいくらでも専門的に書け、声や映像さえ本物とは限らない。そもそも詐欺が成立するのは、当事者が時間に追われていると感じるほど冷静に考える力を失いやすくなり、最後には詐欺集団にお金をだまし取られるからではないか。

だから、この18日間、会ったこともないエージェントから身分証明書を預けるよう求められ、遠く離れた、同じく知らない機関へお金を振り込むことになった。私のように衝動的ではなく、慎重な人なら、もっと長く考え、何度も確かめた可能性が高いのではないだろうか。

しかし、そこにこそ、成功する商いの原則において「信頼」という資産がどれほど重要かが表れている。

台湾は自らを「詐欺王国」と呼びたがる。人と人との間で信頼が絶えずすり減っていくことは、商いの発展にとって決してよいことではない。客に支払いを決断させることを業績KPIにし、流暢なセールストークを使えることを、経営の成功を測る自己暗示の基準にしている店さえ少なくない。

けれど、長く続く商いにとって最も大切な土台は、「誠実さ」と「信頼」だ。

残念ながら、これは「長い時間」を経て初めて結果が見える指標である。短期的な利益と見返りしか求めない会社の多くは、誠実さなど気にも留めない。それが、私から進んでStudy in JAPAN ∞ PATHの推薦文を書きたいと思った理由でもある。

ネット上で、一度も会ったことのない人に身分証明書とお金を託す。一歩進むたびに、信頼が試される。けれど安心とは、おそらく、その試練の合間にいつも誰かがすぐ、メッセージは届いている、物事はまだ前へ進んでいる、と知らせてくれることなのだ。

もちろん、私は有名人でもなく、何の影響力もない。それでも、この推薦は、ネットという大海に浮かぶ誠実な一粒になるだろう。

かつて2026年9月、ごく普通の中年だった私は、縁あって留学エージェントの俞さんと出会った。だからこそ、日本での短期留学へ向かう道を本当に歩き始めることができた。

Study in JAPAN ∞ PATH

https://www.studyinjapan-path.com.tw/about/2

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