Study In JAPAN ∞ PATHと提携関係にある寮運営会社の一つが、「共立メンテナンス」というグループだ。日本全国に二百棟を超える物件があるとされ、主に学生や会社員へ貸し出しており、女性専用の寮もある。
私が入居した建物も、女性専用の寮だった。
大阪で私が暮らしているのは食事付きのワンルームで、費用には申込金、建物維持費、家賃、食費、インターネット代が含まれている。十数平方メートルほどの小さな部屋に三か月住む金額を月ごとに割ってみると、平均家賃はドイツの中規模都市にある学生向けアパートとだいたい同じだった。
ドイツなら、この平均的な家賃でもう少し広いワンルームを借りられる。ただし、ドイツで部屋を借りると、家具が一つもない物件に当たることがある。水道、電気、インターネットも自分で契約しなければならず、物件によってはキッチンすらなく、自分で取り付ける必要がある。
もちろんドイツでも、今は「鞄一つで入居できる」アパートや部屋がますます増えている。けれど、実際に借りられるかどうかは、また別の話だ。
今回は短期滞在なので、私がいちばん気にしたのは学校から近いかどうかだけだった。本当に学校から遠くなく、寮にも空室があると確認できたため、請求書を受け取ってすぐに支払った。
支払いの際には中国語の注意書きがあり、海外送金の手数料は送金者が全額負担しなければならず、受取額に不足があれば後から追加で支払うよう求められると、特に強調されていた。
代行会社によると、台湾から送金する場合、「手数料は送金者が全額負担」を選んでも、日本側の受取額は依然として不足することが多いという。そのため、多めに送金し、超過分を日本側から返金してもらうか、現地で不足分を支払うことになる。
私の知る限り、台湾の銀行制度は国際取引で「いくらか難しいところ」がある。私はドイツから送金した際、手数料を全額負担する選択肢を選んだ。過不足の精算を求められるかどうかは、その時になってから考えようと思っていた。(後日談:現地で契約した際、共立側は過不足について何も言わなかったので、全額受け取ったのだと考えることにした。)
寮側で入金が確認されると、別の書類が届き、入居者は管理システムのアプリをダウンロードするよう求められる。寮との連絡、食事の予約、生活上の規則、入居や退寮に関する情報など、すべてこのアプリを通して行われる。
アプリはすべて英語表記だった。ダウンロードして機能をあれこれ触ってみると、あまりにも滑らかに操作できることに驚かされた。何万室もの部屋がこのシステムで動いているのだとしたら、削減できる事務コストも、向上する業務効率も、とてつもないはずだ。
入寮当日は、午後五時までに到着しなければならない。食事については、調理の準備がしやすいよう、寮のアプリで一か月分をまとめて予約することが推奨されている。
また、外泊はすべて届け出る必要がある。宿泊できるのは同性の家族か友人に限られ、月三回まで、一回につき最長三日間となっている。
シーツの交換は月三回まで依頼できる。冷蔵庫、テレビ、IHコンロは別途レンタルできる。ただし、私が入居した時には、すでに部屋に冷蔵庫とIHコンロが置かれていた。
テレビを借りることも一度は考えた。けれど、ドイツで二十年暮らすうちにテレビを見ない習慣がついてしまったし、インターネットでも日本語の番組は見られる。そこまで必要でもなさそうなので、やめておいた。
日本では建物の番地が必ずしも外に表示されているとは限らないため、私も入寮時に別の建物へ行ってしまった。今後「ドーミー西長堀」に入居する人は、「白髪橋」のバス停を必ず目印にしてほしい。
バス停の後ろにある建物が正しい寮だ。一階は駐車スペースになっているため、脇にある細長い階段を上った先が正しい入口となる。
入口には宅配ボックスがある。寮に入った後は靴を脱ぎ、靴箱へ入れる。管理室は入口のすぐ右側にあり、来客がある場合はここで届け出る。
出入りの際はICカードをかざす。出退勤の打刻と同じようなものだ。
一方、各部屋は昔ながらの鍵で開ける。
アプリの寮ガイドには大浴場があると書かれているが、西長堀の建物には大浴場がない。各ワンルームに、ごく小さな浴室と小さな浴槽があるだけだ。
二階には管理室のほか、食事をする食堂とキッチンがあり、事前に申し込めば自炊に使える。
食堂には給水機、給湯器、電子レンジもある。キッチンを使った後は自分で掃除し、生ごみとごみも自分で片づけなければならない。さらに、調理器具は用意されていないため、自炊したければ、まず鍋、フライパン、茶碗、皿を自分でそろえる必要がある。
だから、スポンジと布巾と塩をあらかじめ持ってきた私は、なかなか「先見の明」があったのではないかと思う。日本のスーパーには新鮮な食材があれほど並んでいる。料理は得意ではないものの、「火が通って食べられればそれでいい」という程度の食いしん坊としては、あの新鮮な食材を買って、自分で火を通して食べてみたくて仕方がない XD。
とはいえ、食費はもう払ってしまった。食べなくても返金はされない。それなのに私は好き嫌いが多い。食堂の朝食は和食と洋食から選べるが、夕食は一種類だけで、和食と洋食が交互に出る。
二日間食べてみて、これだけは言える。和食はとてもおいしい。洋食は恐ろしい。
食堂で食事をする際は、最初にアプリでチェックインし、画面を見せる。小鉢や副菜は自分で取り、主菜は厨房で用意されたものを受け取る。
食後は各自で片づけ、食器を簡単に水ですすいでから、洗浄槽へ入れる。
全体として、この寮にはほんの少しだけ「共同管理」の気配があるものの、生活の九割以上は、自分で部屋を借りて暮らす場合と同じように組み立てられている。
寮で共用されている掃除道具は掃除機だけで、それ以外の掃除用品はすべて自分で用意し、掃除も自分でしなければならない。初めて実家を離れて一人暮らしをする学生には、きっとかなり慣れないことだろう。
私が思うのは、短期滞在者として三か月しか住まないのに、これほど多くの掃除用品や洗剤を買わなければならないのか、ということだ。使い切れなければ、最後には誰かの迷惑になる。図々しく誰かに借りるという手もあるが、借りるには、まず知り合いがいなければならない。それが無理なら、自分から少し積極的に動いて、小さなサイズの商品がないか探すしかない。
だって、トイレにはトイレブラシすらないのだから!
洗濯室では洗剤も自分で買う必要があり、コイン式の乾燥機も使える。
しかし、普段はカードだけで生活し、現金を使うことすら面倒がる私にとって、洗濯物をどう乾かすかは問題だった。
幸い、ここ数日は天気がよく、ドイツと比べてもずっと暑い。私の部屋のベランダは道路に面していて、日当たりはいいが、西日もまともに入る。
物干しがなければ、どうする?
そこで目をつけたのが、居合道の稽古のためにわざわざ注文した帯だった。こうして、間に合わせの物干し紐が誕生した。
生活の天才と呼んでくれてもいいのではないだろうか!
規定では、入居から二週間以内に共立の管理部門へ出向き、書面の契約を結ばなければならない。契約日時はオンラインで予約する必要があるため、私は入居翌日の午後に予約を入れた。
共立のオフィスは寮からそれほど遠くなく、交通機関で十数分ほどだった。地下鉄の駅を出てからは徒歩一、二分で着く。
ただし、私はまたしてもGoogle Mapsに従って隣のビルへ行ってしまい、しばらくうろうろして、ようやく正しい建物がどれなのか確認できた。
ビルの入口にある受付も、エレベーター前のセキュリティゲートも、今では形だけのものになっている。そのままエレベーターで八階へ上がれば、共立のオフィスに着く。
八階でエレベーターを降りると、共立のオフィスは右手の廊下の先にある。
私が着いた時、ドアは閉まっていた。そのまま入ると、中では大勢の人が契約手続きをしていた。
契約は一対一で行うものだと思っていたが、そうではなかった。だいたい同じ時間に予約した人が一つの会議室に集められ、契約書も定型のものだった。入居者が本当に条項を変更できるのかどうか、そこは疑わしいと思っている。
とはいえ短期契約で、敷金も取られていなかったので、私もそれほど細かくは気にしなかった。
ところが、現場に着いてから重要な問題に気づいた。パスポートを忘れた!
最初は、これはかなり深刻な問題だと思った。
けれど、現在の共立の手続きはすでに電子化されており、パスポートも語学学校の入学申請書も、ウェブサイトから電子ファイルをアップロードすれば済んだ。
この点は、本当にドイツよりずっと進んでいる。
現場で契約を結ぶ時は、たいてい契約に人質に取られるしかない。そこで私はChatGPTに翻訳と説明をしてもらい、あまりにもひどい規則がないことを確認した。基本的な考え方は、ドイツで自分で部屋を借りる時と変わらない。室内に何らかの変更を加える場合は許可を得なければならず、後で元の状態に戻す必要がある。
退去時には掃除もしなければならず、しなければ追加料金を取られる。
そこで思い出した。入居時に部屋の写真を撮り忘れ、管理人から状態を記録する用紙も渡されていなかった。この時点では、もう信頼に頼るしかなかった。
契約書は二部作成される。署名し、身分証明書と入学証明書をアップロードすれば、短期滞在者にとっての手続きはすべて終わりだ。大手大家としての共立の実際のサービスがよいかどうかは、三か月後にまた話そう!

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